村元&高橋組にアクシデント…村元左膝負傷で動けず
[2020年12月26日12時47分]
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇26日◇第2日◇長野市ビッグハット◇アイスダンス・リズムダンス(RD)公式練習今季、カップルを結成した村元哉中(かな、27)高橋大輔(34=ともに関大KFSC)組をアクシデントが襲った。村元が左膝を負傷して途中で切り上げた。
公式練習を含め、大会3日目のトレーニングが始まった直後だった。フィンステップを確認していた高橋と村元の足が絡まり、高橋が覆いかぶさるように転倒した。高橋の臀部が村元の左膝に乗り、体重がかかってしまった形。1分間ほど村元はうずくまり、氷の上に倒れて動けなくなった。
高橋が気づかい、小松原美里、小松原尊組らが滑り寄って心配する。平山姫里有、立野在組の曲かけ練習が開始を遅らせるなど、関係者が見守っていたリンクが騒然とした。
その後、何とか立ち上がった村元は、左膝を気にするそぶりを見せながら高橋とリンク外へ。コーチや医療スタッフと状態を確認した後、再び氷へ戻った。周回して感触を確かめたが、結局、またリンクサイドへ出てアイシングを始めた。
マネジメント事務所によると、医師の初期診断では靱帯(じんたい)損傷までは至っていないのではないか、とのこと。現時点で病院に行く予定もないが、通常、痛みや腫れが出てくるのは一定時間の経過後。そこで判断する。
村元は立つことはでき、帰りの車にも自力で乗り込んだ。高橋とともに、周囲に会釈。気丈に会場を後にした。午後4時1分のリズムダンス(RD)滑走時間まで約4時間。アイシングを続けながら経過観察することになった。【木下淳】
アイスダンス公式練習で村元・高橋組にアクシデント 転倒で村元リンク外へ
毎日新聞2020年12月26日 11時31分(最終更新 12月26日 12時18分)フィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日、長野市ビッグハットでアイスダンスのリズムダンス(RD)が行われる。午前中の公式練習で、今季シングルから転向した2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(関大KFSC)と村元哉中(同)のカップルが転倒のアクシデントに見舞われた。
練習開始から約5分後、2人でステップからターンに入った際に、高橋と村元が2人ほぼ同時に転倒。高橋はすぐに立ち上がったが、村元は約1分、氷にうずくまった。村元は足を痛めたとみられ、一度リンク外へ。5分後に再度リンクに入って状態を確かめたが、再びリンクの外へ出た。高橋は1人でリンクに戻り、曲を掛けての練習は2人で行えなかった。2人はカップル結成後、今大会が公式戦2戦目。RDを控え、村元の足の状態が心配される。
村元の関係者によると、左膝を痛めており、患部を冷やしている。出場については「ぎりぎりまで見極める」としている。【倉沢仁志】
羽生アンチが「当り屋」だのなんのかんの言わなきゃ不可抗力だし目くじら立てませんけどね。
アクシデントはどの選手にも起こりうるし、注目されてるからニュースにもなる。それは羽生選手も高橋大輔も同じですが、ことさらに羽生選手だけに厳しい目を向ける理由はありませんよね。