ジャッジの「個性」で片付けてはダメだろ

遅ればせながら例のコレ。
国際スケート連盟技術委員の岡部由起子が地方紙に掲載したというコラム。

採点競技のフィギュアでは人間が判断し、評価します。どうしてもジャッジそれぞれの個性が出ることで評価は違ってきます
それをカバーするために大きな大会では9人のジャッジがいるのですが、その補助的な役割として人工知能(AI)の導入も将来的には必要だと強く感じています。
よりフェアな審判をするためにどうしていくべきか。これからも真摯(しんし)に考え続け、実行に移せればと思っています。(国際スケート連盟技術委員)

In the figure skating of scoring competition, human judges and evaluates. The evaluation will be different depending on the personality of each judge.
In order to cover this, there are nine judges in big competitions, and I strongly feel that the introduction of artificial intelligence (AI) is also necessary as an auxiliary role in the future.
What should be done to make the judgment more fair? I hope that we will continue to think seriously and put it into practice. (International Skating Federation Technical Commissioner)
※machine translation


※無関係の思い出話と自画自賛なので当該箇所以外は伏せさせていただきます。

採点競技ってのはそういうもんだけどさ。ジャッジの「個性」で片付けてはダメだろ。

スケアメ2021SP
ヴィンセント・ジョウ…TES 54.78 PCS 42.65(4Lz+3T,4Sq,3A)
宇野昌磨…TES 44.29 PCS 44.78(2Fノーカン,4T+3T,3A)
ジミー・マー……TES 47.38 PCS 37.14(4T+3T,3Lz,3A)
ネイサン・チェン…TES 39.72 PCS 44.17(4Lz転倒,スキッド3A,4Fステップアウト&コンボ無し)

ネイサンにシリアスエラーが発動しないのが、ジャッジの「個性」なのか?
ルールを理解してないのが「個性」?
試合ごとにジャッジの顔ぶれが変わるのに、特定の選手に見逃しが頻発するのもジャッジの「個性」なのか?
「個性」なんて言葉でごまかさないで、「忖度」とハッキリ言っちまいな。
そもそも「個性」が捨てきれないジャッジが採点をしてるのに、採点の根拠が曖昧ってのがおかしいよ。人工知能(AI)が導入されて「よりフェアな審判」が行われるようになるまで、選手側から異議申し立てが自由にできるようにするとか、採点の根拠をリザルトに掲載して透明性を上げるとか、できることがあるでしょ。
ネイサンにシリアスエラーが発動しなかった理由を、どんな斜め上のウルトラC論法をかましてくるんだろうか。ぜひ聞いてみたい。

■◇■

※追記
かつて「フィギュアはジャンプだけじゃない!」と声高に主張する一団がいましたが、ネイサンが台頭して来ると「高難度ジャンプこそ至高!難しいジャンプを跳べば高いPCSが付くのは当然!」と主張する一団に取って代わり、「ネイサンより低難度の羽生選手に高いPCSが付くのはおかしい!不正!」と言いまくっていたわけですが、スケアメSPの結果を受け、どう主張を変えるんでしょうか。
「ヴィンスより低難度(低難度にもほどがある。所謂「TESが乙女」ってヤツですが)のネイサンに高いPCSが付くのはおかしい!不正!」ってことでよろしいかな?
それとも倉庫で埃をかぶってた「スケーティングスキルガー」「ゲイジュツセイガー」「ヒョウゲンリョクガー」をまた引っ張り出してくるんでしょうか。

ネイサンageageの一団には、予定構成表で高難度なら成功の如何に関わらず高PCSが出るのが当然という、ちょっとアレのおかしい人もいるのですが、その理屈だとNHK杯で構成に4Aを入れた時点で羽生選手が最強になるわけですが(笑)
私はまともなので、ジャンプは成功してこそ派ですよ、当然ね。

※追記
コメントありがとうございます。
2019年の全日本後のあらかーさんのコラムのように、火消しのつもりかもしれないけど、燃料にしかなってないという。どちらもジャッジの採点がフェアじゃないという言質になってるし(笑)
しかも日本スケ連副会長から国際スケート連盟技術委員と大物になって行ってる。
北京の事は、考えるといろいろモヤモヤするので、あまり考えないようにしています。ゆづの回復を祈りましょう。

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1件のコメント on "ジャッジの「個性」で片付けてはダメだろ"


  1. 主様、お久しぶりです。

    コメント苦手なのであまり出来ませんが相変わらず楽しみに読ませてもらってます。
    ホントに全文同意です。
    個性とかオブラートに包まずはっきり忖度と言えばいいのに。

    ゆづの怪我がとにかくショックで残念です。
    が、某セセン王者の対抗馬みたいな感じで五輪に引っ張り出して欲しくはないと思っていました。
    結果はおおよそ予想付くので。
    そもそも彼はあくまで4Aを目指していて五輪に重きを置いておらず某選手とは戦う舞台が違います。
    怪我の早い回復と4A成功を願うだけです。

    >それとも倉庫で埃をかぶってた「スケーティングスキルガー」「ゲイジュツセイガー」「ヒョウゲンリョクガー」をまた引っ張り出してくるんでしょうか。
    色気ガーも追加で。。。

    アンチが度々暴れていますが負けずに緩く頑張って下さい。
    所詮、不人気選手の極少数が吠えているだけです。
    長文失礼しました。

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