診断書(笑) 大幅加筆

投稿者: | 2020/10/25

前回に引き続き某ブログネタです。

まず1つめ。
羽生選手から診断書が出されていないと第三者が確認できる客観的な根拠を踏まえての発言をお願いします。
出された形跡がなかった等の曖昧な憶測ではなく、本人なり、クリケットなり、スケ連なり、診断書は出ていません(出してません)とか、詳細な怪我の状況の説明はありません(説明してません)とか、発言した映像や新聞記事等はありましたか?
この論法は羽生アンチがよく使いますが、部外者の目で出した形跡が見つからなければ出していないということにはなりませんし、出してない可能性が断然高いというわけでもありません。
あくまで出したか出していないか真偽不明であるということです。二者択一ですから出した可能性も出さなかった可能性もどちらも同じ50%です。分かりますよね?

2つめ。
高橋大輔は全日本の時点でソチまでに怪我が治る旨の診断書があったそうですが、結局怪我はソチまでに治りませんでした。世界選手権は怪我で欠場しましたし、仮病でなければソチの時点で治っていなかったということでしょう。
結果的に提出した診断書は誤りだったわけで、羽生選手を疑うのなら、同様に高橋大輔もソチ五輪に出場したいがために怪我の状況を軽度に虚偽報告した可能性がありますよね?

羽生選手側が診断書を提出したかも真偽不明、怪我の状況に関するどのような報告がされたかも知りようがない立場で、羽生選手の虚偽報告を「確信した」とまで言い切るのでしたら、こちらも高橋大輔の診断書、あるいは怪我の状態について虚偽の報告がなされた疑念があるという私感を述べさせていただきます。

はっきり言ってこの状況で診断書はそんなに重要ですか?

羽生選手はソチでは団体戦をスルーしませんでしたし、ソチと平昌ともに金メダルを取りました。

高橋大輔は?
治るはずの怪我が治らず、団体戦をスルーするも日本男子最下位。それはともかく、競技後に五輪スポンサーのマクドナルドの無料のハンバーガーを食べ過ぎて3キロ太ってしまったと、ソチの青空の元で高橋大輔本人が笑顔で話していたのをテレビで見ました。足の怪我で成績が振るわずに悔しい思いをしたアスリートがですよ?その時点では雪辱戦になりうる世界選手権を控えていたにもかかわらずです。
おまけにご存じの通り選手村で飲酒して当時のスケ連会長との破廉恥な行為まで週刊誌にスッパ抜かれました。

アスリートとしてどちらが立派ですか?

先ごろのスポーツ界のトラブルで、奇しくも破廉恥スキャンダルの当事者であったスケ連元会長の「模範となる行動を」という噴飯もののコメントがありましたが、より「社会の模範となるような行動」を取っているのはどちらでしょうか?

ともかく羽生選手が怪我で全日本をスキップすることに疑問を持っている、「不正選出」だと思っているのは羽生アンチしかいないでしょう。
羽生選手の実力は日本男子の中でも抜きん出ています。現在に至るまで何度も世界最高得点を更新し、現時点でも世界ランキング1位です。ダントツの金メダル候補なんです。

では高橋大輔は?
ソチ選考の全日本では5位でしたよ。全日本をスキップできるほど小塚崇彦さんと織田信成さんとの実力差はありませんでした。現に全日本では下位でしたし。高橋大輔が怪我で欠場したグランプリファイナルで織田信成さんは銅メダルでしたし。
下位でも高橋大輔が選出されたので茶番でしたが、全日本で対戦しないと、その時点で高橋大輔には全日本をスキップさせて五輪代表に選べるだけの実力がなかったんですよ。

立ち位置が違うんです。現実を認めましょう。

直前のグランプリファイナルを怪我で欠場し、選考会である全日本で下位の成績だった高橋大輔を五輪代表に選出するには、ソチ本番までに怪我が治るという診断書(医者のお墨付き)は絶対に必要ですし、羽生アンチのお好きな所謂「国民の理解」を得るためには、ソチまでには治るという診断書の内容を大々的に宣伝する必要もあったでしょう。

羽生選手の怪我の診断書と高橋大輔の怪我の診断書の扱いが違うのは、こうことなのではないでしょうか?
羽生選手の怪我の診断書の提出が真偽不明なのは、何も疚しいことがあるとか隠す必要があるとかではなく、他のどのスポーツにおいても診断書の公開までは求められないし、そもそもアマチュアスポーツ選手が怪我で試合を欠場と発表されたら、心配そこすれ、常識的にその選手の詐病や嘘を疑うような心の冷たい競技ファンはいないんですよ。
ですが逆に高橋大輔側には診断書の有無や怪我の状態を大っぴらにしないといけない事情があったということでは?

羽生選手はソチでも平昌でも日本男子の金メダル候補の筆頭でした。無理をするのはダメだけれど、全日本をスキップして体力を温存して五輪に出場してもらいたいと期待を背負っていました。実際期待に違わず金メダルを取りましたし。
と言うと、羽生アンチは五輪金メダルは結果論だと憤るんですよ。特に平昌に関しては宇野選手も羽生選手と肩を並べる金メダル候補だった。実際銀メダルだったし、羽生選手がいなければ金メダルだったと。
ちょっと待て。宇野選手の平昌銀(結果論)を重視するなら、羽生選手の金メダル(結果論)も重要視して下さいよ。なぜ羽生アンチはいつもいつもダブスタなんですか。
ハビエル・フェルナンデスさんもいましたし、直前のグランプリファイナルで優勝したネイサン・チェン選手もいました。結果論を度外視するなら、平昌選考の時点で宇野選手が羽生選手と拮抗する実力だったとまでは言えないと思いますよ。

※長文ついでに。
高橋大輔は全日本で怪我が悪化したので、スキップできていればソチでもっと上の順位になれたはずという意見について。
全日本で小塚崇彦さんと織田信成さんより下位だった高橋大輔が、全日本をスキップして休養したところで、ソチで表彰台に上がれたとは思えません。五輪はそれほど甘くはないと思います。せめて全日本で町田樹さんを抑えて銀メダルを取れる実力でなければ。
織田信成さんはグランプリファイナルで町田樹さんを抑えて銅メダルを取りました。

都合のいい夢を見すぎじゃないですか?

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