ファンの影響力

無良くん引退かぁ・・・お疲れ様でした。で、真央ちゃんのサンクスツアーに参加するのね。
羽生くんは凱旋ショーにパレード。東京五輪講師もするみたいですね。忙しそう。

ま、これは前置き。

長い途中中断をはさんでこのブログもかれこれ５年。その間いろいろなことがありました。自分の足下しか見えない状態からスタートして、いろいろな影響を受けて少しづつ変わっていった５年間。
いい方向に変わった部分、悪い方向に変わった部分、自分では気づかない変化もいろいろあるでしょう。過去こんなことをやってたのに棚上げして今は偉そうに意見なんかしやがって、そういう意味での前科持ちは引っ込んでろと思う向きもあるでしょう。
でも変わったから何となく分かったような気もすることもあるのですよ。

それと、フィギュアのファンブログが荒れてると、情報を求めてやって来た閲覧者が困惑するという意見。
私だったらツイッターであんなに大暴れしてるのがいるのに、ブログではみんななごなごしてて、見て見ぬふりなのか、なんだコイツら、誹謗中傷に震災まで使って被災者全体に言葉の暴力が及んでるのに何か言うことないのか？仲間だろ？と思うな。
どう思うかは人それぞれでどれが良いも悪いもないことだけど。

デーオタさんやフェアジャッジ一派との付き合いもそろそろ４年。ブログやツイッターという一般の人たちが意見を発信するツールが発達して、様々な意見が混沌としたネットという空間に投げ込まれる。
五輪があってちょうどいい節目だと思うのですが、羽生くん叩きを４年やってみてどうでした？
世の中は自分の思った方向に動いているように思いますか？

羽生くんの人気は下がった？
高橋大輔の人気は上がった？
ファンの影響力を感じることありますか？
悪意で変えようとした方向へ世の中は向かってる？

アンチの目を通しても、高橋大輔が満足する活躍をしてるように見えないけどどうですか？

最近羽生くんのあのモンスター（褒め言葉）メンタルを育てた一因はデーオタにあるのかなと、ちょっと考えたりします。
2012年の全日本でブーイングとともに「あんたなんか認めない」という罵声があったとかなかったとかという噂があります。真偽はともかく、そういう空気は間違いなくあったと思う。ジャンプを跳んでも拍手をしない、所謂地蔵の映像も見ましたし、高橋大輔の場合との比較というのも見ました。

誰にも文句のつけようがない実績を積んで、見せつけてやると闘志を燃やしたのかな、と。
「見せつけて」は高橋大輔がよく自著に書いていたフレーズだそうですが。
そんなことを考えるのは羽生くんの精神性に対する冒涜かもしれませんが、ともかく自力で猥雑な悪意の届かない高みにまで飛んで行ってしまいました。

羽生結弦は不正をしている優遇されていると声高に主張したところで、負け惜しみ、嫉妬と笑い飛ばされる域にまで達したんではないかな。
キムヨナの場合は、韓国人という国民性の違い（差別ではなく）という土台があって、その上に乗っていたので、陰謀論に多少の説得力はあったと思います。
前にも書きましたが、冬季五輪の招致とか、かの国のスポーツ界の腐敗とか、日本人には負けたくないという歪んだナショナリズムと、スポーツに国威発揚を持ち込むのは日本以上ですから。
フェアジャッジの人たちがその陰謀論をそっくりそのまま羽生くんに持って来て当て嵌めたせいで、キムヨナの陰謀論も『好きな選手が負けたことへの言いがかり』という実に下らないロジックにいっしょくたにまとめられてしまったように思います。
それ以上のものがあったと確信してますが、真央ちゃんが競技を離れて新しい道へ羽ばたいた今、そんな過去の負の遺産をいつまでも引き摺るのも滑稽かもしれません。

ソチ五輪から平昌五輪まで、４年が過ぎました。

壁をぶん殴る作業をあと４年（推定）続けるの？
それで得られるものの展望は・・・なんなんだろうなぁ・・・