芸術とエロス

投稿者: | 2013/04/17

日テレの「スッキリ!!」でのテリー伊藤の発言。

芸術にはエロスが重要だそうです。バレエ「くるみ割り人形」のような作品は『子供っぽい』から芸術作品として劣るのか!?をもう少し掘り下げてみたいと思います。
例えば、レオン・ミンクス作曲・プティパ振り付けのバレエ「ラ・バヤデール」。

マリインスキーバレエより

どうですか?ベリーダンス風の衣装で、へそが出てます。ぐっとエロい衣装ですよね。舞台は古代インドです。
もう一枚、同じく「ラ・バヤデール」から。

マリインスキーバレエより

ブラの面積がさらに少ない。
でもバレリーナに巨乳はいないので物足りないかも?足も隠れてますし。
やっぱりこっちほうがエロいでしょうか?

もうひとつ、女王様がお選びになった、アドルフ・アダン作曲・ジャン・コラーリ&ジュール・ペロー振り付けのバレエ「ジゼル」。

マリインスキーバレエより

心臓が弱いけど踊り好きで快活な村娘ジゼルは、貴族の身分を隠した王子アルブレヒトと幸せな恋愛の真っ最中。
ですがジゼルに横恋慕する森番のヒラリオンが、王子の身分をジゼルに明かしてしまいます。


ジゼルはアルブレヒトに大公女の婚約者がいることを知って、ショックで倒れてしまう。

恋人に騙され裏切られたショックで狂乱するジゼル。


とうとう息絶えてしまいます。


ジゼルは夜中に森に迷い込んできた男性を死ぬまで踊らせる妖精ウィリになります。

どうですか?天下のマリインスキーバレエですが。エロいですか?
へそも足も出てない!衣装が子供っぽい!でしょうか?
衣装が子供っぽいですし、バレエ作品として「ジゼル」は2流なんでしょうかね〜。

では女王様に芸術性を高めたジゼルを見せていただきましょうか。

ジゼルが剣を腹に突き立てて自害するところを表現しているとか。
ジゼルは心臓が弱いという設定が元からあるので、バレエでは胸を押さえるジェスチャーはありますが、腹は見たことがないです。どっちでもいいですけど。

どうでしょうか?

芸術をエロさで語るなんてバカみたい!だと思うんですが。